大きな樫の木も小さなドングリから育つ

 秋は「みのり」の季節、10月の言葉は、14世紀のイギリスの詩人、
ジェフリー・チョーサーさんの言葉からです。

「月日をかけねば何事もできない、月日をかけて、ようやく一つの実がなる」と
言った方があります。 月日をかけてできた、小さなドングリから、様々な
恵みのなか、長い時間を経て、大きな樫の木へと育っていきます。  
そして、また、ドングリという「実」をつけます。
その実は、植物自身にとっては、新しいいのちの種となり、他の動物にとっては、
厳しい冬を乗り越えていく糧となります。

仏法のことも、御法(おみのり)と言います、「実」(みのり)と同じように、
仏法をいただくと、仏法の価値観をいただき、厳しい人生を生き抜く力をめぐまれます。

阿弥陀様という仏様は「私を、必ず浄土に生まれさせるという願いを成就された仏様」です。そして「私を摂取して、捨てない」から阿弥陀と名づけると説かれています。

「望まないけれど、いつか、必ず、誰にでも その日はやってきます」と葬儀店の
ポスターにありました。いただいた「いのち」なら、必ず死を迎えます。
しかし、仏法では、死は敗北でも、終わりでもありません。
「往生浄土」南無阿弥陀仏の仏となって、迷いの世に還って人々を
教化(きょうけ)する仏となります。

往生をもじって、「往き先がわかれば、生き方がわかる」順縁も逆縁も、
生も死も、老いも若きも、健康な者も、病める者も、いただいたいのちを、
お念仏の中、そのまんま力いっぱい歩んでいく生き方を恵まれます。

十方微塵(じっぽうみじん)世界の
念仏の衆生(しゅじょう)をみそなわし
摂取(せっしゅ)して捨てざれば
阿弥陀と名づけたてまつる

(親鸞聖人のご和讃より)

(平成29年10月の掲示板)

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