いくたびも背きし父の墓洗う

8月の言葉は、盂蘭盆会のお墓参りに因んで。

法事やお墓参りをご縁として、亡き人をとおして仏法に出遇っていくことが何よりです。

以前、新聞に掲載されていた「父の日記 開けば涙あふれきぬ わが家出せし 後の日記」という歌がありました。
想像ですが、父と意見の相違から家を出て、自分の道を歩いてきたのでしょう。父の訃報に接し、葬儀のため家に帰り、父の遺品の日記を読んだところ、自分が家を出た後の日記には、家出した自分を責めることばはどこにもなく、心配する「ことば」ばかり…その親の思いに触れたとき、涙があふれてきたことをうたっています。
親が生きているうちにその思いを知ることができなかった後悔と親への感謝の思いの歌だと味わいます。

有名な吉田松陰の「親思う こころにまさる親心 きょうのおとずれ 何ときくらん」も親の思いの深さを歌っています。

私たちも、成長していく中に、親と意見が合わなかったり、反発したりしながら成長していきますが、その時は、なかなか親の思いに気づきません。
それは、仏様の教えに支えられながら、仏様の恵みに気づかない私の姿でもあります。
法事やお墓参りの際に、亡き人を訪ね、「懺悔」(さんげ)と「感謝」(かんしゃ)の念を新たにいたします。

 父は照り 母は恵みの露となり 同じ恵みに育つなでしこ

 いまにして 知りて悲しむ父母の われにしまししその片思い

 抱かれて ありとも知らず愚かにも 我反抗す大いなる御手に

(平成29年8月の掲示板)

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