仏法を主とし 世間を客人まろうどとせよ

今月のことばは、本願寺八世の蓮如上人(1415〜1499)のことばです。

お客様を迎えるときには、部屋を掃除して、花を活けたり、お客様が気持ちのいいように大切に迎えます。お念仏を中心にとのお勧めですが、世間の価値観を無視することではありません。

「老・病・死」について、世間の価値観では、若さがプラスで老はマイナス、健康がプラスで病はマイナス、生がプラスで死はマイナスです。ならば、私の人生はマイナスをもって終えることになります。
ところが私たちは、老・病・死の厳しい現実に、なかなか心を向けることができません。そして目先の楽しみを追い、失われる幸せばかりを求めているのではないでしょうか。
若さ、健康、その他、手に入れた物は、必ず失われてしまいます。 そうした不安定なものは、私たちの究極的な依り所にはなり得ません。

仏法を主、依り所として過ごされた、榎本栄一(1903〜1998)さん、自身の仏法の味わいを沢山のことばにされています。

「この土に生まれて よろこびを知り、悲しみを知り、仏恩を知り」
「私にふりかかる苦が 苦でありながら 光ながら」
「踏み外しましたが 気がつけば ここも仏の道でございました」

いつでも、どこでも、どんないのちでも摂めとっていくお念仏の教えに、包まれ、支えられながら、いただいたいのちを、いのちのまんま精いっぱい生きぬいて、いのち尽きた時には仏となる人生を歩いておられます。

十方微塵世界じっぽうみじんせかいの 念仏の衆生を みそなわし
摂取せっしゅして すてざれば
阿弥陀となづけ たてまつる
(親鸞聖人『浄土和讃』)

生も死も老いも病もそのままに まかせて歩む一筋の道

(令和2年1月の掲示板)

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