亡き人を 仏と拝む 盂蘭盆会(うらぼんえ)

8月はお盆、亡き人を偲び、仏法に触れるご縁の月です。
仏法にご縁のある人の、最終目標は「仏」になることです。

浄土真宗は阿弥陀佛の「すべての者を必ず救う」という本願によって出来上がった「南無阿弥陀仏」のお念仏と共に生き、この世のいのち終わるとき、阿弥陀仏の浄土に生まれ、真実の悟りを開かせて頂くみ教えです。お念仏に遇うということは、お浄土に生まれ、「仏になる人生を歩む」ということです。

昭和の終わりに、検事総長を務めた「伊藤栄樹」さん。癌を患い、これまでの自分の仕事のこと、病気のことを、本にして出版されました。その題名は『人は死ねばゴミになる』でした。丁度同じころ、北海道の鈴木章子さんが出版された『癌告知のあとで』で、伊藤さんの本に対して

伊藤栄樹様、『人間死ねばゴミになる』、残された子に残された妻に、ゴミを拝めというのですか。あなたにとりまして、亡くなられたお父上お母上も、ゴミだったのですか。
人間死ねば仏になる。この一点、人間成就の最後のピースでしたのに、自分がただの粗大ゴミとして逝かれたのですね。未完のままに

と述べられていました。

ゴミとなる人生を歩んでいくのか、仏となる人生を歩んでいくのか…
亡き人を仏様として敬い、手を合わせていくお盆に、考えてみたいものです。

鈴木 章子(すずき あきこ)(1941〜1988)

伊藤 栄樹(いとう しげき)(1925〜1988)

(平成30年8月の掲示板)

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