転んで気づくこともある

「つまづいて身よりこころが傷ついて」という川柳がありました。若い若いと思っていたが、つまづいて「老い」を自覚したのでしょう。

最近の価値観では若さがよくて、老いはダメ、健康がよくて、病気はダメ、生きてることがよくて、死はダメ、このような価値観で人生をすごすならば、私の人生、必ず死を迎え、ダメな人生として一生を閉じることになります。

アンパンマンの作者「やなせ たかし」さんは、弟さんが戦死、自分は生きて帰国した体験から、何故、自分が生き残ったのか、何のために生きるのか、自分の生きている意味は?と問い続け、そこから「アンパンマンのマーチ」の歌詞には

そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために生まれて なにをして生きるのか
答えられないなんて そんなのは いやだ

とあります。

仏説無量寿経に「老・病・死を見て 世の非常を悟る」(浄土真宗聖典 注釈版4ページ)
お釈迦様は、老病死を見て、諸行無常の理に目覚めていったと記されています。仏様の教えを通して「老・病・死」を味わうと「若さを失う老も・健康を失う病も・大切な方を失う死」も尊いご縁となります。

「我が病(やみ)は如来を慕う縁(えにし)なり病(やまい)を菩薩といただきいかん」
「別れ路を さのみ嘆くな法の友 また会うくにの あるとおもえば」
「生も死も老いも病もそのままに まかせて歩むひとすじの道」

「老・病・死」も尊い仏縁となってはたらいています。

(平成30年6月の掲示板)

お悩みがあるときは匿名でいいのでメールをください。できる限りお応えできるよう努力します。
メール info@eishouji.or.jp

 
HOME住職挨拶永照寺沿革境内ご案内年間行事団体活動紹介道案内お問合せ
  〒803-0814 福岡県北九州市小倉北区大手町16-16 tel:093-582-7676/fax:093-591-4989
copyright Eishouji & photo by Nomura all rights reserved.  個人情報について