かりそめに 死者二万人などと いうなかれ
親あり子あり はらからあるを

今月の言葉は、長谷川櫂さん(1954〜)の短歌です。

平成23年(2011)3月11日、東日本大震災での死者は15,899人、行方不明者2529人、合計で18,428人になります。(2019年12月10日現在)

亡くなられた方には、親もあり、子もあり、もあることを思えば、その悲しみの数は、何倍にもなります。

様々な繋がりを絶ち、出家をして、己一人道を求めていく生き方もあります。お念仏の教えは、人と人との繋がりの中で、道を求めていく在家の教えです。

「老・病・死」は本来、自分一人の問題です。しかし、人と人との繋がりの中では、親の老いを子や孫が担い、子供が病気の時は、親が不眠で看病します。そして、身近な方との別れには、ご縁に連なる人は涙します。

涙、涙、涙のゆえに みほとけは 浄きみくにを たてたまひけり
(白井成允 1888〜1973)

如来さんが 私を思って思って 思ってくださるのが お念仏
(木村無相 1904〜1961)

私にふりかかる苦が苦でありながら ひかりながら
(榎本栄一 1903〜1998)

いつでも、どこでも、どんないのちでも、摂めとっていく、阿弥陀様のお慈悲のなかに、よろこびも、悲しみも、しっかりと受け止め、生きてゆきましょう。

【同胞(はらから)とは】《古くは「はらがら」》
1 同じ母から生まれた兄弟姉妹。また、一般に兄弟姉妹。
2 同じ国民。どうほう。

(令和2年3月の掲示板)

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